賢く使って駐車料金を節約できるパーキングメーター

2018年8月20日

表参道にあるパーキングメーター

クルマは乗っているだけでは役にたたない乗り物で、どこかに行ったら必ず駐車しなければなりません。今の時代はコインパーキング全盛の時代で、あちこちにコインパーキングが存在しています。しかし意外なほど料金が高かったりで使いにくいこともあります。 <br /> <br /> そこで活用したいのがパーキングメーターやパーキングチケットを利用した路上への駐車です。今回は路上に設けられたパーキングメーターやパーキングチケットの賢い使い方を伝授しましょう。

パーキングメーターやパーキングチケットはどこにある?

パーキングメーターやパーキングチケットは「時間制限駐車区間」と呼ばれるもので、1時間や20分など一定の時間に限って路上に駐車できるようになっている場所の俗称です。正確には前者はメーターのことですし、後者はチケットのことです。どちらも都市部の比較的広い道で、通行量もさほど多くない場所に用意されていることが多いです。

じつはすべての地方自治体で設定があるわけではなく、パーキングメーターやパーキングチケットを設置していない自治体もあります。パーキングメーターやパーキングチケットを利用しての駐車が可能な場所がどこにあるか?は警察のホームページで公開されていることも多いので確認してみましょう。

パーキングメーターやパーキングチケットの使い方は?

パーキングメーターもパーキングチケットも路上に白線で用意されている枠内に駐車しなければなりません。設置場所だからといって枠外に駐車してはいけません。パーキングメーターの場合は枠内に駐車するとメーターに取り付けられたセンサーが働いて駐車料金が未納であることが表示されますので指定された料金分の100円玉を投入します。パーキングメーターの場合は100円玉しか使えないのが大きなデメリットです。

一方、パーキングチケットの場合は、枠内に駐めてからチケットの発給機でチケットを購入し、車外から確認できる場所にチケットを貼り付けます。

ネット上にはパーキングメーターの場合は、制限時間ギリギリまで料金を支払わなくて問題ないというような表現がされていますが、非常にグレーな部分だと言えます。私はクルマを使うものの常識やマナーという観点からも、パーキングメーターの料金は駐車後すぐに支払うべきだと思います。もちろん、手持ちの100円玉がなくコンビニや自動販売機で買い物をして小銭を用意するぐらいの時間は仕方ないですが……。

パーキングメーターの使い方

夜は無料で駐車できることもあるって本当?

パーキングメーターやパーキングチケットが設定されている場所で、駐車禁止になっていない場合は運用時間以外、無料で駐車できることもあります。つまりこうした場所は、基本的に駐車はできるけれども、パーキングメーターやパーキングチケットの運用時間内は有料である……こう考えればわかりやすいです。

ただし、昼間なら12時間、夜間なら8時間以上といった長時間駐車すると「保管場所違反」という法律で取り締まれます。また、標識車専用のパーキングスペースというものもあり、こちらは70歳以上の高齢者や一定の障がいをもつドライバー、妊娠中または出産後8週間以内のドライバーなどが対象で、それ以外のドライバーが運転するクルマを駐車した場合は取り締まりの対象となります。

パーキングメーターやパーキングチケットを使う際のマナー違反が多く見られます。枠内にきちんと駐車しないためにほかのクルマが駐車できないのはもちろん、ドライバーが乗車したまま駐車していて料金が未納ということもよく見かけます。正しく使おうとしている人が使えなくなってしまうこうした行為は許されるものではありません。正しく使うことはもちろん、ひどい場合は通報もやむを得ないでしょう。


(諸星陽一)

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