ラテラルロッド交換

足回り、クロスメンバーなどの取付ボルトを強化品に交換して、取付剛性が向上したためか、リヤのラテラルロッドのピロ化した部分からの異音が顕著となったので、異音原因が収まるのか、一旦純正に戻すことに決定。
まずはダメもとで純正部品 MB515450を手配してみると、幸いにメーカー在庫ありのため取り寄せることに
昔に変形したブッシュのみ打ち換えようとMB584084を取り寄せると同一品番なのに大きさが違うためにあきらめたものを今回 MB515450で　ロッドAssyで取り寄せました。

確認のため新旧で穴芯間距離を実測比較してみる。　

まずは新品のブッシュ間の芯間距離を実測　1069.418mm

次に、昔ピロ化した際にお役御免で保管されていた旧品は　1070.106mm
実測比で0.688mmの誤差であり、
恐らく設計値は過去ピロ化の際に試算した1070mmであると思料。
旧品が広がっているのは、負荷でゴムが変形した結果であると併せて思料。
車高を下げると短縮方向にしないとならないので、微量であるが好都合かもしれません。

測定が終わったら、長期在庫品であちこちに置き場が変更されたためか、傷が多かったので、取り付け前に再塗装を実施

取り換えに対して、ピロロッドからゴムブッシュ仕様に戻すため、最終のボルト締めは１G締めを実施。
そのため、製作後長らくお蔵入りしていたアライメント定盤を使用し、車体水平を確保の後に、前回交換したフロント周りの足回りボルトを含め、タイヤ接地での１G締めを完了。

過去より抜粋　ブッシュ MB584084が同一品番なのに、実際のAssyに組み込まれているものと異なる。

今回はこれと同じロッドが新品で入手

同一品番なるも、大きさの違うブッシュ
謎です．．．

カーボンのロッドがもったいないので、全長調整式を生かすのと、余ったブッシュを生かすため、ゴムブッシュ仕様で全長調整が可能となるようにロッドエンドを製作する構想に着手