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Alan Smitheeのブログ一覧

2024年06月09日 イイね!

秘境ぶらり旅~紀伊山地と世界遺産【その9】

秘境ぶらり旅~紀伊山地と世界遺産【その9】








さて、今回でやっと?紀伊半島と世界遺産をフィーチャーしたぶらり秘境旅もおしまいです(^^;

というか、前回終わるハズが…長くなりすぎて中途半端になってしまいました(汗

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太陽が沈むのを見届けた後、移動します。





友ヶ島へ渡るフェリーが出ている加太港にある人形供養で知られる淡嶋神社へ。

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正直…ちょっとホラーちっくです。こういうのは霊感ゼロでもどことなく怖さを感じますね(涙





そんな神社の前には太平洋岸自転車道終点モニュメントがありました。

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千葉県銚子市から太平洋に沿って通る自転車道ってのがあるなんて知りませんでした(汗

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確かに…今思えば、地元愛知県の渥美半島なんかは遠州灘にサイクリングロードが延々と
続いていましたね、確かに。そうか…あの自転車道が千葉から和歌山まで続いてたとは!

自分はてっきり渥美半島観光用に設けられただけの自転車用道路だと思ってました(大汗


自転車で日本一周してる人って、実際に何人もお会いしてるくらいだから結構いるんでしょう。
日本一周すると思えば千葉~和歌山の1400キロはそんなにハードじゃないかも??(爆





そんな…自転車で日本一周なんて考えられない車で日本一周しかしていないチートな自分は
これから帰宅する為に少しでも安いガソリンを和歌山市内で入れていくことにしました(笑


和歌山県には出光興産系がほとんど展開してないのでやや高めな設定ではありますが…
それでも全国的に見たらぶっちぎりで安いですよねぇ、相変わらず。

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因みに全国平均で見ても、ブランドを度外視すれば全国一で安いことはわかりますよね。

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ただ、地元愛知も平均では全国で一番ガソリンが安い地域なので大差はないんですが(汗

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そりゃまぁ安いのに慣れちゃってるから、どこへ出かけても高いとしか思えなくて当然よね(汗
まぁ名古屋なんかは製油所が近くて輸送費云々よりも単純に消費量で安いだけな気も…(^^;




そして満タン給油もしたところで、本日の温泉です。和歌山へ来てここへ入らないワケには
行かないですよね?というか、ここを入らずして温泉は語ってはいけません、花山温泉です。


この日は5月26日、まさかの「ふろの日」に当たってしまい、しかも日曜日ということで…
ここ数年で全国何百箇所と巡って来た温泉の中でも、一番混み合っていましたね(爆
いつもだったら多くても5~6人とかしかいないのに…今日はザッと30人くらいはいました(汗

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しかもこの花山温泉、日中は入湯料が1150円と少々お高い設定になってるんですが、
夕方17時以降は900円になるんですよね。なので夕方以降は訪問者が増えます(^^;

そして毎月26日は翌月いっぱい利用出来る半額券までもらえるので…そりゃ多いハズ。


しかし、そんな事はもうわかっていたので驚きません。何故なら、関西最強の温泉なんで!



トップ画像は温泉オフィシャルサイトから引用してますが、さすがに浴内撮影は無理なので…
知らない人は是非、こちらの動画などを見てもらえば如何に凄いかわかって頂けるか、と(^^;


というワケで、花山温泉~薬師の湯…2時間存分に入ってきました。もう最高でしかない(笑

花山温泉は動画にあるように、オレンジ色…それだけ鉄分を多く含んでいる源泉なんですが、
似たような温泉だと、大分県の長湯温泉だったり、長野県なら栄村にある小赤沢温泉だとか
長野市郊外にある加賀井温泉だとかめっちゃ好きなんですが…やっぱりそれより上かも?



花山温泉では、何種類も温度別にしてるので温冷交互浴がしっかり出来るのが素晴らしい。
ガチで源泉だけしかないと…結構キツいかも。何せ冷鉱泉ではほぼお湯じゃないですしね(汗
あと、秘湯…って言うものとも違うので、ちゃんと入浴としての設備は全て整っているので
シャワーもシャンプーも何1つない!とかいう不便さもなく、サウナまで全て揃ってますしね。

他に、アクセスが抜群に良いですよね、和歌山駅から車で10分以下。歩いても30分の距離。
駐車場もちゃんとあるし、無料休憩室もあるし、昼間なら懐石料理も食べられますしね。
さらに、夜22時まで入れるのもありがたいです。多くの温泉が20時くらいには終わるので。

というワケで、温泉で本当に感動したい人は是非、オススメです。




そして、温泉にのんびり入った後は…忘れてはいけない、和歌山ラーメンの存在を(笑
実は若い頃にその存在を知ってめちゃハマってたんですよね…鶴亀堂にハマるまでは(爆


ベースはいわゆる豚骨醤油なんですが、さっぱりしすぎず、こってりしすぎず、というスープで
バランスが良いと言うか。ご当地ラーメンはどれを食べても某県以外は大好きなんですが、
今回チョイスしたこちらの中華そば まるみの和歌山ラーメンはどうなんでしょうか…。

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22時近くまで温泉に入っていても深夜まで営業しているっていうのがありがたすぎますね!
その代わり日中は営業してませんけどね。恐らく呑兵衛御用達の〆ラーメンなのでは(^^;



親子2人だけでやってるっぽい小さなお店ですが…メニューが結構多いです。

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自分は迷わずホルモンラーメン!まさか和歌山で食べられるとは思いませんでしたので(汗




そして着丼!ホルモンは牛ホルでした。素晴らしい。

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で、味はシンプルに…美味しかったです!スープがちょっとだけピリ辛なのもバッチリで。
麺も自分の中では食べ慣れてる細麺なので食べやすくて嬉しいです。

あまりに美味しかったので10年数ぶりくらいに…スープまで全て飲み干してしまいました(爆


しかし…和歌山グルメのポテンシャルはヤバいですよね、海の幸と山の幸だけでも凄いのに、
フルーツも美味しければラーメンまでこんなに美味しいなんて…なんか卑怯すぎる秘境旅(笑





そんなワケで、秘境旅の最後に花山温泉和歌山ラーメンという、完璧すぎる〆にて終了。


この後は和歌山市内からダラダラと奈良県を抜けて名古屋へ向けて一般道で帰るのみ!

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針テラスあたりまで走ったら適当に車中泊して翌朝一番に再び帰路につく算段でした。




そして早朝、目が冷めたら予報通り雨になってました。よりいっそうのんびり帰ります(^^;

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そういやトイレでツバメが寝てました…めっちゃ手が届くような場所に営巣して(大汗

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針テラスからは国道25号線という名のエセ高速道路でバキューンと帰る予定でしたが…

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何やら朝早くから工事で鬼渋滞していたので、仕方がなく一部林道を通って帰りました(汗

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そして…最後の最後、もはやお馴染みの高虎ドッグへモーニングに寄ってしまいました(^^;

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久々の訪問でしたが…モーニングのメニューがいつの間にか変わっちゃいましたね。
フツーに好きなドッグ+300円でコーヒーとフルーツサラダ付き、ってなメニューでした。
以前はハーフサイズドッグ+フルーツサラダ+コーヒーで480円…とかだったような??


今回食べたのは原点に戻って「高虎ドッグ」をチョイス。うーん、結局コレが一番美味しいかも。


そして帰る際は家族分としてサラダ系ドッグとデザート系ドッグも買って帰ります。
こういう場面でもやはり車載冷蔵庫があるのが本当に役立ちますね!安心して持ち帰れます。



因みに今回、結構お土産を買い込みました。ほとんどは自分が食べたいものばかりですが(爆
写真もろくに撮らずに呆気なく食べまくりましたが…白浜プリンがなかなか美味しかったです。

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そして、甥っ子たちへの土産は…みそきんです…(何故

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今回の3泊4日のプチ秘境旅での総移動距離は1000キロ弱だったので、ユルかったですね。
やっぱりこれくらいまでにしておかないと…1日の大半移動ばっかりになってもねぇ、っていう(汗

ガソリン代はこの4日弱の移動でちょうど1万円ほど。やっぱり車中泊旅は安いですよねぇ…
その分今回は食費が普段以上にかかってますけどね、自分にとっては安くないんで(貧



ここ何年かの間でも度々訪れていた紀伊半島でしたが、まだまだ全然旅しきれていないので、
また近いうちに天気や時期、体力と財力なんかとも相談してお出かけたいと思います(^^;



旅っていうのは、行けば行くほどもっと行きたい場所が増えてしまうんですよねぇ(汗

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Googleマップは相変わらず常にバグってしまってるので…早く何とかしないといけませんね(爆




というワケで、次回から再び今年4月の大遠征!北海道~東北周遊旅の後半に戻ります(笑


…ウン千枚と撮影した絶景写真の現像が…まだ相当残ってるんですけどね、ええ(爆
Posted at 2024/06/09 06:08:48 | コメント(5) | トラックバック(0) | デリカミニ | 旅行/地域
2024年06月08日 イイね!

秘境ぶらり旅~紀伊山地と世界遺産【その8】

秘境ぶらり旅~紀伊山地と世界遺産【その8】








5月26日(日)、紀伊半島ぶらり秘境旅~3日目最終日の続きです。




前回に引き続き、白崎海洋公園にある白崎海岸にて。それにしても美しい海岸ですよね。

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某国からの漂流物が無いとは言え、漁場の近くって大抵漁業関係の道具とかブイだとか
いろいろ漂着していたり捨てられていて汚かったりするんですが…ここは本当にキレイです。






あまりにも美しい海景色なので、十津川村で買ったおやつを食しながらのんびり過ごします(笑

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いよいよやってることが定年退職後の独り身になったおじいちゃんですよね…(汗





日本一濃いと云われる十津川よもぎ餅…いや、濃すぎにも程があるでしょうよ(大汗

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我が地元愛知の西尾の抹茶のような濃厚な苦みとパンチの効いた蓬でした(^^;






そんなおやつを食べながらまったりと…。炎天下にいますが時折吹く風が気持ち良いです。

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少し歩いて白崎海洋公園展望台の方へ来てみました。

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以前来た時も目に飛び込んできたこの崖にある無数の建物が気になってたんですが…

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どうやらリゾートヴィラだそうです。1泊最低4万円から借りられるんだそう。富裕層向け?






海を眺めてたら気持ちよさそうにジェットスキーを楽しむカップルが…

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手を振ってきたのでこちらも手を振って返しました。めっちゃ楽しそうで良いですね~。

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白崎海岸の沖合約800mに浮かぶ海鹿島。灯標がありますね。

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ズームすると…灯標の脇に…釣人がいっぱい!

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こんな場所まで行くんですね…漁船でもチャーターするんですかね?
後で訊いたところ、釣れる時はめっちゃ釣れるそうです…それも結構高級なお魚が(^^;






最短で40キロも離れてない距離なのに、やはり四国は…見えません、残念。

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徳島県剣山からは見えたんだけどなぁ…100キロくらい離れてるのに(爆






しかし、徳島よりも何なら少し遠い淡路島の方は肉眼でもしっかり見えました(笑

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やはり遠望というのは西から東の方が良いんですかね?太陽の位置に関わらず…??






というワケで、白崎でものんびり過ごすことが出来たので、次の目的地へと向かいます。

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眺めが良いので引続き沿岸の細い道をドライブ。

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途中バイク集団がいっぱいいました。日曜だもんね。うひゃ~、やっぱカッケェ~な!!






有田市あたりまで来ると…小高い斜面を見渡せばみかん畑だらけ!さすがみかん王国。

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どうでもいいけど…紀伊半島は「」とか「」とか、一文字地名が好きんだな(笑

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これまで訪れた中にも養老の滝の近くには「」があるし、あのスーパーカミオカンデのある
施設のところは確か「」(ど、って読む)っていう一文字な地名がありましたけどね、ええ(爆

とかとかとかとかって…キミたち大雑把すぎんだろー!って(大汗





そして本日のメインイベントでもある和歌山市南端にある黒潮市場へ到着~!
さすがに日曜の午後だけあって、普段あまりみることのない人混みが…(汗

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海鮮を食べたり買うだけならこの手前にある道の駅 海南サクアスの方が良かったりしますが、
今回ここへ訪れたのは…ここで行われている本マグロの解体ショーを見たかったからです!
そして、その解体されたマグロをそのままその場で食べる!というミッションがあるのです(笑

駐車場料金が「え?ここ港区青山じゃないよね?」ってくらい高額ですがそこは我慢です…(爆




敷地内にテーマパークの和歌山マリーナシティがあったり、黒潮温泉が隣接していたりと
プレイスポットだらけな上に日曜日ともあってなかなか混雑していて心配でしたが…

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1日1回しかない解体ショー(日曜は2回)があるので一目散に黒潮市場へ向かいます!

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しばらくすると解体職人が出てきて1つ1つわかりやすい説明をしながら実演してくれます。

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こうしてマグロの解体を見るのは本マグロの聖地、青森県の大間以来かもしれません(^^;

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簡単そうにさばいていくもんですなぁ…

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お~、この5枚下ろし?されたうちのコイツが…これから食べる中トロさんですね!(笑

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スイカのようにムシャムシャと食べてみたい…

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最後に1匹の本マグロから数百グラムしか取れないらしい中落ちをスプーンでエグってます。

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んー、このわずかしか取れない中落ちも勿論、食べてみなきゃダメよね。






ってなワケで、解体された本マグロさん…早速買わせて頂きます(^^;

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そしてこちらが数分前に解体された超新鮮な本マグロ!大トロはさすがにクドそうなので
今回は中トロばっかり頼んでしまいました。そして中落ちは後に食べるつもりだったので
パッキングしてもらってます。冷凍されない中落ちなんて滅多に食べれないですもんね!

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というワケで、極上の中トロ…頂きます!!

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美味しすぎてアゴ外れそうですよ、ええ!!やっぱりマグロは海鮮のベーシックだよね(何






これはもう…大間で最高の時期に解体後に食べた本マグロのドカ盛り以来なのでは!?

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小腹も膨れたし、せっかくなので和歌山マリーナシティ内もサクっと散策してみます。

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園内、なかなか広いですね~。

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なんか運河?みたいなのもあって、雰囲気はヨーロピアン(^^;

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どうやら遊具は乗る際にチケットを買うスタイルのようですね、昔の遊園地みたい。

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2CVを見かけると絶対に写真を撮りたくなってしまうおじいちゃんです、はい(汗

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こちらには…稲中でしか見かけない乗り物が…(爆

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昼下がりの日曜日にこんなジジイが1人で園内うろついてるのって、なかなかヤバい(爆

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さて、園内もひと通り散策したところで和歌山市最南端から今度は和歌山市最北端へ!






やって来たのは黒潮市場から約30分、白崎海岸から眺めていた田倉埼です。

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さすがにマイナースポットなので日曜とは言え殆ど誰もいないのでのんびり過ごせそう(^^;

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そして日没までまだ時間があるので、崖上に建っている田倉埼灯台まで行ってみます。

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標高40mくらいの高さまで灯台点検用の階段を登りますが…足元は切れ落ちた崖です(汗

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そして田倉埼灯台。高さは10mくらいあるのかな?灯台がポツンとあるだけです(汗

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灯台を囲む茂みの隙間から海も望めました。写真は友ヶ島の先端にある虎島が見えてます。

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さらにその奥に見える島は淡路島ですよね。よく見ると電波塔のようなものが見えます。
恐らくNTTドコモNHKの電波塔ではないか、と。調べたら標高201mの高山という名の
山頂付近に電波塔群があるようなので間違いないですね。因みにここから23キロ北西(^^;






左側手前が友ヶ島で右手に虎島。奥に淡路島の低山が見えてます。左手は洲本市ですね。

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友ヶ島の東海岸は…うーん、こうして見ると何もないんだなぁ(汗

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そういや友ヶ島もなかなか上陸出来ないので次こそは上陸したいですね、離島シリーズで(笑
そしてワリと近いところに灯標っぽいものが見えたんですが…ん?単なる円柱か?(爆





崖下の磯辺まで下りてきました。灯台はこの崖上で茂みに隠れてここからは見えません。

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南西の方角には淡路島の南岸沖にある沼島と思しき島が見えてました。

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先ほど見えた円柱…この岸壁から2~300m先になるのかな。

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岩礁が見え隠れしてるので、どうやら座礁防止の為の目印…みたいなものなのでしょう(適当






磯辺に居たら海のゴキ◯リこと、フナムシがいっぱい。昔は超絶苦手でした、これ…(涙

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そもそも海が苦手、水が怖い、海鮮も全くNG…な人でしたからね。人間化けるものです(笑







さて、車に戻ってきたのでぼちぼち早めの夕食にしようと思います。白米はコレで十分。

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車中泊では炊飯はそこまで時間もないので基本的にしないのでコレ一択です(笑






そして先細仕入れた超贅沢な中落ちに使うのは出汁醤油。生醤油では勿体ないですからね。

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レンジでチンした御飯に本マグロをオンして山葵を乗せて出汁醤油をぶっかけるだけで完成!

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解体したての本鮪の中落ち丼を、海辺で夕日を眺めながら頂くという、プライスレスな贅沢!

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当たり前ですが…めっちゃんこ美味しかったです。ヤバいな、この鮮度に甘みと感触が…!
ただでさえご馳走なのに、こんな絶景を見ながらっていうのが…車中泊旅ならではですね。






そしてそのまま夕焼けも撮影しちゃいます。こういう時、やっぱりスライドドアに限りますね。

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太陽が沈む直前の海って、本当にエモい。

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目の前を横切っていく漁船もエモく感じます(笑

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想定内ではありますが…明日から大雨の予報だけあって雲が増えてきました。

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時折分厚い雲に隠れたりもしますが…

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コレはコレでエモいな~。

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しかし、太陽は見事にまんまるです(^^;

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太陽はこの和歌山湾越しの淡路島の山地へと沈みつつあります…。

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うーん、ちょっと下の方にも雲があるようですね…。

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日没直前で雲に隠れてしまいました、残念。しかし、なかなかの焼け具合でした(^^;
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というワケで、残念ながらまたしても膨大すぎてこれ以上は書けないようなので(大汗

次回、いよいよ本当に最終回に…つづく!!!






…そしてコレが終わったらようやく北海道編に戻ります、多分(笑
Posted at 2024/06/08 03:24:23 | コメント(0) | トラックバック(0) | デリカミニ | 旅行/地域
2024年06月07日 イイね!

秘境ぶらり旅~紀伊山地と世界遺産【その7】

秘境ぶらり旅~紀伊山地と世界遺産【その7】








2024年5月26日の日曜日を迎えました。ぶらり秘境旅も3日目、いよいよ最終日です。



前夜はかつお節発祥の地として知られる印南町かえるの港で車中泊をしていました。
かつお節の推しはあまり見られず、やたらカエルだらけな町です。その理由は割愛するとして。
町の至る所にカエルがモチーフになっていたりイラストがあったりしてかわいらしい町です。

今回車中泊したかえるの港もトイレの外壁がカエルになってましたが結構新しいようです(^^;

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港から海を眺めながら涼しい朝を迎えました、朝7時頃で車内は22℃。
いつものように天気予報や道路情報、ニュースなどをサクっとチェックして旅程も確認。

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周囲に特に誰もいない場合はいつもスライドドアを全開にして車内で過ごしてます(^^;


人通りが多い場合や換気をする場合は、スライドドアをオフ(手動モード)にして半開きです。

これだけでも十分換気になるし、自動オフにするとアラームも鳴らないし、こうしてわずかに
開放することが出来るのは非常に便利。車中泊の時くらいしか用途は無さそうですけどね(汗

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で、さらにギリギリまで閉めると、オートクロージャーが作動して完全に閉まります。

そこは手動にしていても自動で閉まるので勢いつけてバタン!と閉めなくても大丈夫な点は
さすが軽乗用車だな、と。これが軽貨物だと勢いよく閉める必要があるのでクソ面倒なのです。



因みに…数センチだけスライドドアを開けたところで外から車内はほぼ見えません(^^;
このまま夜寝ちゃうのはさすがに危険ですが北海道では半開きにして寝た事もありました(爆

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最新レビューでも述べましたが、この手動切替オートクロージャー機構神機能です!





朝ご飯は昨日非常用に道の駅なちで買っておいた焼きうどんを消費すべく朝飯に(^^;

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正直、日中十津川村でも30℃近くになったので、車中泊は寝苦しくなるかと思いきや、
まだ梅雨入り前だからか、朝晩はめちゃ涼しくなるものですね…寝過ごすところでしたし(笑




お腹も少し満たされたので出発します。とりあえず印南町をちょろっと散策したら沿岸を北上、
本日の目的地である美浜町日高町由良町の各所を訪れた後、最終的に和歌山市へ。

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その後は奈良県&三重県を横切って名古屋へ帰るのですが、途中どこかで車中泊します。
まぁ関西方面へ遠征したら大抵針テラスあたりで寝ちゃうんですけどね、超ド定番スポット(笑






まず始めに…紀伊本線が走るJR印南駅へ。ここは地元民からも是非、と推奨された場所。

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駅舎に入るといきなり…

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カエルがベンチに座ってます…そしてなかなか大きい(笑





奥にはアップライトのピアノがあって、自由に演奏して下さいね、…とあります。

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んじゃ、弾いてみるか(笑

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…かえるの歌を(笑

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ベタすぎて泣ける…そしてこの後交代して?地元の男子中学生が演奏しました(汗






せっかくなのでホームも寄ります。ぼちぼち電車が来るみたいなので鉄分補給も兼ねて(^^;

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うまく補給出来ませんでした…鉄分不足が否めません(涙






ってか、これがあの平成のふるさと創生をキッカケに作られたかえる大橋

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赤いのが親ガエルで黄色いのが子ガエルのようです。これは…インパクトありますね(笑





かえる大橋は紀伊本線の線路を跨ぐ長さ約120mの橋。橋を渡る際にはカエルは見えず。

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かえる大橋の手前には印南川に架かるかえる小橋もあります。

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印南町は特に蛙が多いとか蛙の伝説があるでもなく、カエルを例えた町作りを目指したそう。

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郵便局の前のポストにもカエルがいます。「人・町をカエル(変える)」とありますね。






他にも街中の看板にもカエルが描かれていたりして…結構徹底しているんですね(^^;

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印南町から国道42号線を北上して御坊市にある塩屋漁港に来ました。

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目の前に見えるのが関西電力の御坊発電所。これ、以前四国から見えたんですよね(^^;





再び北上して美浜町に入り、和歌山県朝日夕陽百選でもある煙樹海岸に来ました。

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和歌山県の沿岸はどこを見ても釣り師がいますね…そんなによく釣れるのかしらん。






美浜町と言えば、昔カナダに大勢で移住した村民が再び戻ってきたアメリカ村が有名ですが、
なんでカナダへ移住してたのにアメリカ村なのか…イマイチよくわかりませんでした(爆

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煙樹海岸から南を望むと…先ほど見た関西電力の御坊発電所が見えてます。

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さらに…発電所の煙突の向こうに見えてる山々は…恐らく南紀白浜の山間部ですね。

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煙樹海岸から北側はこれから向かう日ノ御埼が見えてます。先端にあるのは鏡岩で、
小さく見えますが高さ約30mもあるそうです。手前に土砂崩れした法面が一部見えてます。

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この日ノ御埼紀伊半島最西端の地でもあります。端っこ…好きだよねぇ(笑






岬へは県道187号線日の岬公園線をグングン上って行きますが、途中で行き止まりに。

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右折して新たに作られたバイパス路を行くとこの旧道との合流地点、岬の先端に出ます。





地すべりが発生する前にあった旧紀伊日ノ御埼灯台跡地が現在駐車場になっています。
紀伊日ノ御埼灯台の先へ行くと先ほどの地すべりで崩壊した崖にぶち当たって行き止まり。

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誰もいない時には灯台の真正面に軽なら1台だけ停められるので灯台と一緒にパシャリ(^^;






見ての通りこの灯台は新しく7年前に建てられた3代目で、2代目は先の地すべりの恐れがあり
撤去されたので跡形もないですが、初代の灯台はこの灯台のある崖の下にまだ残されてます。

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明治時代に建造されたレンガ造りの灯台で空襲で破壊されたものの一部残っているそうで。
見に行こうかと思いましたが…崖と藪の中を降りるのは危険過ぎるので止めました(^^;





眺望は最高です。こんなに晴れていても…時期や時間によっては遠望は厳しそうですが。

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条件が良ければ目の前に徳島県四国がバァーン!と見えるハズなんですけどね(汗






よーく見ると、右の方…彼方に島っぽいシルエットが見えました。

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ズームしてみると…ここから23キロ離れた徳島県沖の伊島のようです。

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その奥に微かに見えるのが四国本土、阿南市になるんでしょうね。






北の方角は…さすがに何も見えませんね。これも条件が良いと淡路島が見えるハズですが。

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岬を振り返ると標高201mの日ノ山の肩に、万年休業中の旧日の岬国民宿舎が見えます。

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こちらもさらに眺めが良いので…愛車の絶景写真をパシャリ(^^;

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突き抜けすぎてて海以外に何もないんですが(笑

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この下も崖になってるので一歩間違うと車ごと転落するので要注意です(汗

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崖からは先ほどまでいた紀伊日ノ御埼灯台が見えてます。

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南の方は比較的遠くまで見渡せてました。写真中央の山は恐らく印南町狼烟山ですね。

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一番奥に見えているのは4~50キロ離れた南紀白浜の東側に広がる紀伊山地ですね。






日ノ山から下りてきて、岬に向かう途中に見えてた別荘地のある大賀池に立ち寄ります。

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しかし、ここが恐ろしいほど狭くて恐ろしいほど急坂でヒルディセント機能が大活躍です(爆






とんでもない細い荒れ道を進むと…とんでもない山の斜面に真新しくて立派な別荘が…。

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こんなところにこんな家が建てられるんですね…どうやってアクセスするのか謎でしたが(汗






まぁ…さすがに咲いてるワケはないですよね(汗

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ここで咲く天然記念物の大賀ハスは故・大賀博士が発見した古代ハスが分根されてます。






三尾漁港側から見ると先ほどいた別荘地がなかなかとんでもないのがよくわかりますね(爆

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しかも、西の斜面には思いっきり地すべりした痕が…(怖






海岸から目の前に蜑取島(あまとりじま)です。ウミネコが飛来するウミネコ島だそうです。

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ここから今度は岬の北側、日高町へと抜けて引き続き北上します。






北側の斜面にも同じように別荘地帯が…見晴らしは良さそうですけどね(^^;

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そして今回、絶対に訪れたかったスポットの1つ、産湯海水浴場のある産湯海岸です。

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1400m沖合に見えるのは中磯灯標。今日は穏やかでカラっとした快晴です。

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何故こんな海岸がどうしても来たかったのかと言うと…






それがこちら!!虹色に輝く絶景海岸だからです!

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例えるなら産湯海岸はちょい大袈裟ですが、ハワイのハナウマ湾のような美しさ。

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まだ海開き前ということもあってか、ゴミ1つ無い。写真だけだとまるでプールみたい(笑
海底がゆるやかな斜面になっているからでしょうか、日光の反射で光の妙と言うか。

和歌山県民にすらあまり知られてない虹色の海岸…この目で見ることが出来て良かったです。
実際はこんな自分の下手な素人写真で見るよりも断然キレイです(^^;







そして次は…逆に全国区で知られているみんカラの聖地の1つでもある白崎海岸へ!
海岸に沿って訳20キロ北上していくと…見覚えのある岩が…立巌岩ですね。

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このあたり一帯は真っ白な石灰岩だらけで独特な光景なんですよね。






というワケで、道の駅 白崎海洋公園に到着。この石灰岩に囲まれた感じが良いのよね(^^;

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ROCK好きにはたまらないスポットの1つです(笑

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前回訪れた時もド快晴でしたが、やはり白い石灰岩には青い空じゃないとダメですよね。

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道の駅なのですが…道の駅の施設に立ち寄ることはほとんどなく、海岸へ(大汗

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さすがにこんな快晴の日曜日、しかもお昼時なので結構観光客で賑わってました(^^;






言うまでもなく、この白崎海岸日本の渚百選の1つでもあります。

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以前来た時は同じ5月で快晴でしたが風が比較的強くてウミネコだらけでしたが…

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今日は風が穏やかでウミネコも何故か全然いなくて…カラっとしていて最高です。





北の方角を望むと、湯浅湾越しに和歌山の神威岬とも呼ばれる宮崎ノ鼻が見えてます。
そのすぐ左手に無人島の沖ノ島、そしてさらに後方にはこの後向かうことになる和歌山市
田倉埼のある鉢巻山あたりが見えてます。その先はもう大阪府になるんですけどね。

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直線距離にして約40キロくらいしか離れてません。遠望としては微妙な日でしたね(^^;





さて、城崎海岸を散策中ですが…ぼちぼち投稿制限となりそうなのでここでおしまい(^^;



次回、城崎海岸から和歌山に向かい黒潮市場でマグロ三昧!そして絶景の夕焼けに
関西最強と云われる温泉を堪能して、いよいよ今回のぶらり秘境旅も最終回を迎えます。



というワケで最終回、その8へ…つづく!!
Posted at 2024/06/07 20:35:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | デリカミニ | 旅行/地域
2024年06月05日 イイね!

秘境ぶらり旅~紀伊山地と世界遺産【その6】

秘境ぶらり旅~紀伊山地と世界遺産【その6】








2024年5月25日土曜日の備忘録、ぶらり秘境の旅の2日目も終盤です。

奈良県の十津川村を訪れています。終盤の旅程は南紀白浜へバキューンと移動して
夕食と温泉を堪能したら太平洋岸に沿って北上して印南町で車中泊…となっています。

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当初、世界遺産の1つともなっている湯の峰温泉つぼ湯にも立ち寄る予定でしたが…
前回の記事でも書いたように、日中あまりにも暑くてとても入る気分ではなくなったのでパス。
場所的には本宮から車でわずか10分足らずなんですけどね(^^;


まずは十津川村で、知る人ぞ知る滝を見に酷道と呼ばれる国道425号線を東へ走ります。

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しかし、そんな日本三大酷道の1つとも云われている425号線ですが、それは過去の話。
さぞかし劣悪な道路状況だろうと思いきや…ある意味残念なことに?近年整備が進んで
とても酷道と呼べるような道ではなくなりました。県の話では、さらに改良されていくようです。


とは言え、実はこの日も十津川から旧龍神村へこの425号を通って立ち寄る予定でしたが
その途中で土砂崩れがあり当面通行止めになっているようなので酷道は…健在です(爆

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他にも今回は訪れてはいませんが…十津川村の東にある下北山村も土砂崩れまくりで…(汗

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もはやどこをどう行けば目的地に辿り着けるのか…土地勘がないとワケわかんないです(涙
やはり雪解け時期となる春は土砂崩れが増えますね。登山でもこの時期が一番怖いですし。


そんな状況なので、ついには今年の5月からはこんなキャンペーンまで始まったんですよね。

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時間があれば是非行きたかったんですけどね…大台ヶ原とかも久々に登りたかったし、
川上村入之波温泉もね、もう何度も行ってますが郷土料理も食べてみたかったし…。



もしも紀伊山地へ訪れる機会がある方は…くれぐれもこのあたり、注意して下さいね(^^;



というワケで、迂回するのもなかなか大変なので、今回は龍神村へ立ち寄るのも止めました。
十津川村と言えばそれより手前に上湯温泉の露天なんかも有名なんですが…それもパス。
そもそも温泉は30℃近くもあるこの時期の晴れた日中に入るもんじゃないですしね、ええ(汗




今回425号線沿いで唯一訪れたのは、こちらの不動滝(高滝)だけでした。

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それほど水量はないですが、高さは46mと、なかなか大きな滝です。





ただ、言うても離合困難な国道425号線沿いにあるので…駐車スペースはほぼ皆無です。
ギリギリ寄せれば軽自動車1台なら何とか停められる程度のスペースがあるくらいです(汗

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せっかく滝を眺められる滝見台が設けられているのにねぇ(^^;


また、ここから約1キロ東へ進んだ先に清納の滝という隠れた絶景スポットがあるんですが、
残念ながら先客がいたので今回はパスしました。そこは滝の入口付近に駐車スペースもあり、
さらに滝の周囲は河原になっていてちょっとしたピクニック感覚が味わえそうです。
平日だったら間違いなく誰もいないであろう秘境の中の秘境じゃないでしょうか(笑


そして次に絶対に立ち寄りたかった十津川村の道の駅 十津川郷です。

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土曜日だけあって、相変わらず大盛況です。駐車場が狭くて満車だったので村役場に駐車。



道の駅としてはめっちゃ小さいんですが、ここは湯泉地温泉郷の中にあり、足湯があります。
多くの人がここで食べ物を買って足湯に浸かりながらのんびり休憩しています(^^;

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自分も名物の串こんにゃくや十津川よもぎ饅頭、そして村で採れたての山菜など買いました。
でも、平日だとこの出店はやっていなかった気がします。こういう時、土日はありがたいですね。





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よもぎ饅頭はめちゃくちゃ濃くてビックリ、こんにゃくは安定の美味しさ。山菜は帰宅してから
出汁醤油で少し絡めて頂きましたが…めちゃくちゃ美味しかったです。山菜侮るべし。




道の駅を出たら次はもう一気に南紀白浜へ向かいます。距離にして約80キロ…結構遠い(汗



国道425号線が通れないので国道168号線を南下して先に訪れた熊野本宮まで戻り、
そこからひたすら国道311号線を西へ走っていきます。




十津川村の南部、十津川温泉郷の景色を見てると、少し前に訪れた旧富山村にソックリ。

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川沿いギリギリに1本だけ通る国道、そしてすぐに山の斜面が迫っていて平地が少ない。
蛇行する川の下流にはダムがあり水深が深いので日光が反射してエメラルドグリーンに。





写真だけ見たらほんと、変わらないですね。さすが…どちらも秘境と呼ばれるだけあります(笑

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そして、深夜3時半起きで山に登ったり散策しまくってたせいで度々睡魔に襲われながらも
約7年ぶりとなるとれとれ市場南紀白浜とれとれパークに到着~!!

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いや~、大盛況でしたね…さすがは土曜日。しかし、駐車場もめちゃくちゃ広いので
特別混雑することもなく。鮮魚もズラリ、お寿司もズラリ、さらにBBQも盛り上がってますが…


自分の一番の目的は…南高梅のあるとれとれ梅工房です!(笑

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夫婦揃って紀州の南高梅が大好物なので…お土産も兼ねて大量に仕入れておきました(笑

ただ残念だったのは…コロナ禍の影響でしょうかね、試食コーナーがほとんどなくなってて(涙
以前は各種試食が出来たので、実際に味見してから選んで買えたのが良かったのですが。

まぁはちみつ梅とみかん梅を買っておけば間違いないですね、どれもハズレは無いハズ(笑


他にも買いそびれてた紀州プリンとかお滝餅だとかも買っておきました。
こういう時、車載冷蔵庫があるのはマジでありがたいですね。食べ物悪くならないですし(^^;


しかしこのとれとれパークは怖いですね…壊滅的に美味しいご馳走の宝庫ですからね。
ひと度買いだしたら止まりません…恐ろしいスポットです。何を食べても美味しいから(爆
場所が場所だけに海鮮ばっかりかと思いきや、そうじゃないですからねぇ…





そして、のんびり買物していたら夕方になってきたので、場所を移動します。



南紀白浜と言えば…
以前だと太平洋に面した露天風呂で有名な崎の湯で夕日を見ながら温泉を堪能したり、
沖合に浮かぶ円月島の奇岩だとか、千畳敷三段壁とか、もう神スポットだらけなんですが…


今回はまだ訪れたことのない、南紀白浜北部にある天神崎で夕焼けを眺めることに(^^;




ということで、とれとれパークから車で約30分、バキューンと移動してきました。


…と、その前に、ガソリン満タン給油しておきます、那智勝浦は異常に高かったので(涙


意外と知られてませんが…和歌山県は日本全国でも、愛知県と並んでガソリン激安地域
自分が普段入れてる出光系は和歌山では安くはないですが…それでも159円でした(^^;

この時点では全国平均価格は170円だったので、如何に安いかが伺い知れますよね。

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ローカルGSだと153円とかザラなんですよね、南紀白浜和歌山市あたりの沿岸って。
この一帯だけ見たら確実に日本一安いと思います。愛知県も日本一安いと云われてますが
ここまで安いという印象は無いですもんね。普段安く入れてるので出先で安いと助かります。






天神崎のアクセスはなにげに大変。崎の先端までは離合不可能な狭道が約1キロ続くので
地元では左回りでアクセスするよう推奨ルートを設けています。自分は知りませんでした(汗

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駐車場はそこそこ広いので余程混雑することは無いと思いますが、道中が大変です。
人気のスポットのようで、カップルだらけなんですが、釣り人もかなりいるので要注意。

さらにこのスポットは遠浅で、満潮時は全て海に沈むので一歩間違えると帰れなくなります(怖
その為に地域のボランティアの方たちが満潮時が近くなると注意喚起で巡回してるそうです。




ってなワケで、天神崎です。田辺湾の対岸を見ると4キロほど先に見覚えのある建物が!

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そう、7年前の同じ時期に訪れてた…ホテル川久です!相変わらず独特な雰囲気(笑

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因みにその手前に見えてる巨大な赤いブイ?みたいなものはアポセ灯浮標だそうです。
海に浮かんでる灯台?みたいなものなんでしょうかね。天神崎から約1キロ先に浮かんでます。


というか、気がつけばこの田辺湾一帯はそこらじゅう灯台や灯浮標だらけなんですね…




中でも一番胸熱だったのが、こちらの京都大学田辺中島高潮観測塔灯でした。
天神崎の沖合約3キロにポツンと。なんじゃこりゃ?とよ~く見てみたら…灯台?でもないし?

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頑張ってズームしてみると…んんー!?なんか厨二病精神を擽るカタチをした建造物が(笑

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え?なんかこれ、スゴくないっすか!?





で、後々調べたら…こういう観測塔でした。え?これどうやって建ってるんだろう???

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台風の時なんかにこの塔の中にいたら…とてつもなく怖そうなんですが…(汗

えー!なんか某イギリスの沖合にあるシーランド公国よりもカッケーじゃん!(笑
京都大学の教授なんかが突然ここで独立宣言したら笑えるな、シーランドと姉妹国に(爆






そして同じくここから約3キロの沖合には灯台らしき建造物も見えてました。

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こちらもズームしてみると…あ、コレは間違いなく灯台ですね。いや、しかし土台は!?

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田辺沖ノ島灯台という灯台みたいです。よく見ると岩礁の上に建てられてるようですね。






ぼちぼち日没を迎える頃ですが…この天神崎の海岸線も満潮を迎えそうですよ。

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最初、香川県にある父母ヶ浜みたいな感じかなぁ?と思ってましたが、ちょっと違うかな。





因みにこちらが以前撮影したウユニ塩湖っぽい感じになる父母ヶ浜のリフレクション(^^;

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おかげではるばる南米のペルーまで撮影に行かずに済みましたしね(笑





日没直後に満潮を迎えるので多くの人が陸地へと戻っていきましたが…

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ビショ濡れ覚悟で撮影に勤しむカップルもいます…楽しそうでいいですね(笑





ファインダーの中を暫く覗いてると…気づいたら足元が潮で満ちてきてます。早いもんです。

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あと15分もすれば日没かなぁ…。太陽が沈む先にも灯台っぽいものが見えてました。

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ひょっとすると、これは…太陽と重なったりするのかな?






そしていよいよ日没。はるか先に見える灯台?の後ろに太陽が…ってかデカい!

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あ~、ちょっくらズレちゃいましたね~(汗

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よくよく見てみると…灯台じゃなくて、カタチが他に湾上に浮かぶ…灯浮標っぽい…?

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時折光ってます、この灯浮標。ランプの色が緑色なので紀伊堺港沖灯浮標で間違いない。

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海上保安庁のサイトを見ると、全ての灯浮標の画像が閲覧出来るようになってます(^^;






そして日没。随分と日が長くなったものです…って、もう時間は夜の19時ですよ(汗

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日没後もまだ頑張って映え写真を撮ろうと懸命であろう若者たちで賑わってます(笑

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さて、お腹も減ってきたので夕食に田辺市街へと向かいます。



今日は絶対にここで!とこちらも決めてました、揚げたて天ぷら海鮮 よし平です。

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注文したのは勿論、名物の海老天ひつまぶし御膳です!税込1749円也。

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お替り自由なサラダもついてきます。そして紀州の梅干しやゆず大根までお替り自由。

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目の前で板前さんが揚げてくれてます、カリッカリに。そしてめっちゃボリューミー(^^;

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温泉卵を乗せて食べるとか、お出汁で食べるとか、なかなかトリッキーでしたが美味です!

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そして何が凄いって…小皿だけでなく、味噌汁から御飯までもお替り自由なんですよね。
まぁそれはよくあると思うんですが、このよし平では白米だけでなく、炊き込みご飯まで
お替り自由!さらに味噌汁も地場のワカメとナメコの味噌汁と選べたりします。
また、白米も新潟産コシヒカリのみだそうで…そりゃ美味しいハズですよね~!


というワケで、めちゃ頑張りましたが…味噌汁だけお替りしてお米には至りませんでした(汗

板前さんが目の前で天ぷら揚げていて、声を掛ければその場で揚げて提供してくれるので
追加で天ぷら食べたかったんですが…さすがにお腹いっぱいで頼めませんでした(涙


和歌山県のみ展開してるチェーン店なんですね。とんかつ屋もあるようなので今度は是非。
このクオリティなら間違いなく美味しいでしょうね~。いや~、和歌山は海鮮のみならず!


しかし…今回は完全にグルメ旅となってしまいましたね(笑






そして、お腹が膨れたところで…〆の温泉は南紀白浜にある天然温泉、長生の湯へ!

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実はこの日夕焼けがイマイチだったら日没を見届けず、少し離れたみなべ町まで行って
鶴の湯温泉に入ろうと思っていたんですが…19時過ぎまで天神崎にいたので、
温泉に入れる時間がなくなってしまいました…20時で閉館なんて、早すぎますよね(汗

ただ、鶴の湯に入っていたら今度は先の天ぷらが食べれなくなってたので…仕方がない。
やはり、この温泉とグルメと夕焼け問題は常につきまとってしまいますねぇ。時間的にね。
夕食を優先すると温泉に入れなくなるし、温泉入ってからだと飲食店が閉まってしまうし…(汗


そもそも車中泊をするのも、それがあるからこそ…なんですよね。
ホテルや旅館だと夕食や朝食があるから日の出や日の入りをのんびり見てられないですしね。




というワケで、今回は長生の湯になりましたが、勿論源泉かけ流しだし露天風呂もあり。
湯温も40℃前後で、泉質は単純でしたがゆっくり入っていられて良かったです、800円也。

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因みにこの温泉、和歌山ラーメンの「めん吉」と併設しているので、先に述べたような
時間的に温泉と夕食のどっちかが犠牲になる…なんて事もないのでなかなか良いですね。
今回は天ぷらマストで来ていたのでラーメンは食べられませんでしたが(^^;





美味しい夕食と良いお湯に入れて満足した後は…翌日に向けてさらに移動します。



国道42号線の太平洋岸沿岸を北上、そしてかつおぶし発祥の地印南町に到着です。

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かえるの港駐車場は24台あり、自由に駐車することが出来ます。
このすぐ先は漁港でそちらにも駐車場はありますが、漁港関係者用になってるようです。




そして、かえるの港だけあって…駐車場内にはこんなかわいらしいトイレもあります(^^;

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ん?かつおぶし発祥の地なのに何故カエルなの!?っていう素朴なギモンもあるんですが
それについてはまた後ほど…



というワケで、ぶらり秘境旅の2日目も終わりました。いよいよ明日でラストです…つづく!!
Posted at 2024/06/05 18:24:15 | コメント(1) | トラックバック(0) | デリカミニ | 旅行/地域
2024年06月04日 イイね!

秘境ぶらり旅~紀伊山地と世界遺産【その5】

秘境ぶらり旅~紀伊山地と世界遺産【その5】







5月25日土曜日、ぶらり秘境旅2日目の続きです。

スマホ写真とミラーレス写真を織り交ぜて紹介していきたいと思います。
画像はクリックすると元のサイズで表示されます。(※但し、投稿時に圧縮された画質です)

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前日の夕方にも散策した熊野那智大社でしたが、那智の滝を間近で見れなかったので
再びやって来ました。今度は飛瀧神社のある滝の周辺を散策してみたいと思います(^^;





参道入口にワリと最近再建されたっぽい飛瀧神社の立派な鳥居を進みます。

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駐車場は周辺に1回500円で沢山あります。土曜日でも朝のうちは結構ガラガラでした。





こちらの参道は右側通行になっております(^^;

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200mほど参道を下っていくと目の前に那智滝が見えてきます。

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これは凄い!初めて間近で見ましたが…さすが、日本一の高さを誇るだけありますね!
流れ落ちる滝水の轟音がとてつもない迫力です。水量が最も多くなる時期なので余計に(爆





因みに、日本国内の滝で最も大きいのは皆さんご存知、立山の称名滝になるんですが…

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こちらの滝は全体の高さは350mにもなるんですが、滝そのものは4段に分かれていて
最も落差のある最下段の滝が落差126mとなっており、1段としては2番目の高さとなります。






とは言えこちらは133mと7mしか変わらないので…感覚的にはほぼ同じように感じます。

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こんな高さからこれだけの落水なのだから…滝壺とかスゴそうですね、水深とか。
因みに称名滝はこの水の勢いだけで6m以上も岩がエグられて滝壺が出来てるそうです(爆






今年は年明けからあまりにも不幸続き…そして夫婦揃って互いの母親の救急搬送だとか、
あまりにも悲しい出来事が多かったので今年の後半は良くなるように祈っておきました。

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この神社の脇には御瀧本祈願所があり、初穂料を300円収めて滝の拝所に向かいます。

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手前の龍神が…なかなか怖い形相です(汗

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定番の滝見台まで上がってきました。

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誰もいないのでのんびりと滝を撮影します(^^;

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いや~、美しいですねぇ…さすが、日光にある華厳滝と並ぶ日本三名瀑だけありますね!

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いろんな角度から…。

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滝口には注連縄が結ばれていて滝筋が3本に分かれているのもよく見えます。

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だから那智山青岸渡寺三重塔は三重なんですかね…??







再びこちらに戻ってきました。ひっそりと佇む境内に滝の轟音が響いてます…。

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天気が良すぎて散策してたら汗をかいたので…那智黒ソフトを頂きます(^^;

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駐車場まで戻ってきました。この後温泉に入る予定でしたが暑すぎるので止めました(爆

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那智の大滝はデカいので少し離れたところからでもよく見えますね。



次は…以前訪れようと思ってて訪れることが出来なかった熊野本宮大社へ向かいます。
那智からは車で約1時間、約50キロ北上した山間部にあります。





新宮市内を走行中、相田みつをさんっぽい詩が…そして隣には妙にリアルなカンガルー(笑

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コナンっぽい…意識したとしか思えない(笑

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そして国道168号線熊野川沿いを北上していくと…対岸に大きな滝と橋が見えてきます。

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これは2011年の台風12号による紀伊半島豪雨の災害で出現した滝と復興した橋で、
確かによく見ると真新しそうな崩壊跡が伺えます。紀伊山地が如何に降雨量が多いか、
よくわかりますね。実際この一帯、数え切れないほど大きな滝が点在しているのも納得。
この滝も少なくとも落差50m以上はあると思います。後に小鹿滝と命名されました。






そして、目的地の熊野本宮へ到着。土曜のお昼時間ともあって観光客もチラホラと。
車は世界遺産熊野本宮館の正面に駐車。混雑してる時は河原の方にも停められます。

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一際目立ちまくっている巨大な鳥居が目に飛び込んできます…デカっ!





あまりにもデカすぎて写真ではサイズ感わかりませんね(汗

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熊野本宮大社旧社地のある大斎原(おおゆのはら)へ向かいます。






鳥居には黄金色に輝くシンボルの八咫烏

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鳥居を潜ったタイミングで飛行機…

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思わず追いかけてしまう…旅客機かしらん(^^;

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日本第一大鳥居建立について書かれています。高さ34m、柱間42mだそうです…デカっ!

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大鳥居と言えば過去に訪れた中だと…すぐに思い出すのは新潟の彌彦神社の大鳥居

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これが高さ約30m、柱間は約20mでした。初めて見た時はやっぱり…デカっ!て(笑





そして同じ紀伊半島の中では奈良県桜井市にある大神神社の大鳥居もデカいですよね。

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雰囲気はこちらに似てますね、高さ32mで柱間は23mで車が往来する鳥居としては
日本で一番デカいみたいですけどね。まぁ正直、この3つ…ほとんど大差ないデカさです(笑

そして、やっぱり…初めて訪れた時は一言、「デカっ!」…この合意力の無さよ(笑






鳥居を潜ると世界遺産石碑があります。旧社地はさらにこの奥。

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旧社地まで来ました。ここは明治時代に洪水で流された熊野本宮大社の跡地押印所

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そりゃこんな中洲みたいなところに建立したらアカンでしょ、って立地ですしね…ここ(汗






そして熊野本宮大社旧社地の現在はこんな感じです。

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ということで、大斎原の散策後は移転した現在の熊野本宮大社へ向かいます。

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そういや熊野本宮大社は世界遺産登録からちょうど20周年…知りませんでした(汗






熊野本宮大社へ向かう途中、大鳥居の田んぼリフレクション。

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田んぼ用水にお食事中のイモリさんが…。そういや自分も御飯がまだでした(汗

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現在の熊野本宮大社の大鳥居です。

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参道の途中からそこそこある階段を昇っていきます。振り返ると結構な高さ。

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やっぱ洪水で流されてるからそうならないような土地に移設したんでしょうかね。







熊野本宮大社の神門です。

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ようやく熊野本宮大社に到着。早速参拝していきます。

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参拝後は境内にあるお店で柏餅を頂きます(^^;

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駐車場の方へ戻り、最後に世界遺産熊野本宮館を見学。北棟と南棟と分かれています。

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これは…野伏でしょうかね。木彫り…怖いっす(汗





地元の小学生の歴史研究の成果がいろいろ展示されてます。

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その昔の本宮大社の参拝の様子が模型になってました。茶屋の上の猫がかわいい(^^;

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そしてお昼ご飯はやっぱり・コレ、めはり寿司!!熊野地方に訪れたら欠かせません!

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ベースは高菜の葉で白米を包んだだけの超シンプルなお寿司なんですが…

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これがめちゃ美味しいんですよね~。おいなりさんと交互に食べるのがベストです。






無事に御飯も食べてお土産も買ったら国道168号線をさらに北上して再び奈良県へ。
途中、なにげに凄いけど地味な扱いをされてる十津川村十二滝へ。

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落差100mは無いにせよ、7~80mくらいはあるんじゃないでしょうかね?
水量はこれでも多い方だそうで…違う時期だとまた印象が違ってたかもしれないですね。
ほんと、熊野地方は数え切れないほど滝だらけ。しかも1つ1つが相当デカいですもんね。




さて、十津川村と言えば、まさに日本を代表する秘境の村!!…ですよね(^^;
その秘境っぷりは、もう紀伊半島の地図を見ても一目瞭然であります(笑

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そして十津川村と言えば、あの有名な酷道425号線尾鷲市から御坊市に横断していて
これまで散々に紹介もされてきてますが…改めて久々なので425号線も少し走ってみます。





途中、青看板がありましたが…425号線へ行かせたいのか行かせたくないのか…(笑

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…ってなところで今回はここでおしまい、次回十津川村から南紀白浜へと向かいます!


ということで、…つづく!!
Posted at 2024/06/04 22:38:55 | コメント(1) | トラックバック(0) | デリカミニ | 旅行/地域

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何シテル?   06/09 23:44
・登山(日本百名山63座登頂、他約250座) ・車中泊(約30年前から始めてます) ・旅行(世界一周、日本一周達成) ・楽器(ギター、ベース、ドラム、ピア...
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