天気が良く立山連峰が影絵のように奇麗に見えたので、山から写真を撮ろうと富山県南砺市の赤祖父山に登ることにした。
登山口から扇山を経由して赤祖父山を目指したが、タイトルどおり途中で断念することになった。
登山口 449m
扇山 1031m
赤祖父山 1033m
標高差は二上山の2倍。
勾配もきつい。
登山口はトナミロイヤルカントリー倶楽部から少し登ったところ。
上の写真の梆谷の天然福寿草自生地のすぐ近く。
登山口の少し手前からの眺め。
登山口。
登ろうとした瞬間、オッサン二人が転がり落ちるように現れてビビった。
それもそのはず、登山口から数十mはほぼ崖で足場も崩れやすく難儀した。
しばらく急勾配が続く。
手を付いてよじ登った。
足元には針葉樹の葉と枝が堆積しておりガラも多い。
下りは足元攫われそうだと思いながら登り続ける。
今回はトレーニングも兼ねているのでリュックの質量は10kg超。
標準携行品が6kg、カメラ、レンズ、三脚が4kg。
星景写真を撮るときはポータブル赤道儀セットでプラス2kgになる。
最近体調がいまいちで怠さが抜けず体が重い上に気温が高い。
失敗が二つ。
ベルトを忘れたのでパンツが下がってくる。
トレッキングポールも忘れてきたので落ちていた枝を加工して代用した。
標高700mを超えたあたりから1ヶ月半前に痛めた右足首が痛み出して真っ直ぐ歩けなくなったので斜行(ジグザグ歩き)しながら100歩毎に1分の休憩を入れる。
そして800mからは急勾配になり50歩毎の休憩にしたが、扇山手前の1000m地点までずっと急勾配が続くため、これ以上は危険だと判断し登頂は断念することにした。
下山も足首の痛みに耐えながらでなかなかしんどかったが、折角来たんだからと花の写真だけは撮った。
ヒメシャガ
白糸草
バツ印が急勾配で断念した場所。
標高図の矢印のところ。
あと少し脚が耐えてくれれば平坦なルートまで行けたんだけど・・・
体調不良、脚の怪我、過重なリュック、装備のミス。
簡単な登山コースでもミスを重ねると命取りなので、ド素人の自分は慎重過ぎるくらいでちょうどいい。
マラソンも登山もスタートとゴールが同じなので行ったら同じ距離を戻らないといけない。特に登山は行きで無理をすれば帰りは地獄どころか遭難なので無理は禁物。
とにかく右足首を直そう。
Posted at 2024/05/19 04:08:32 | |
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