個人的にに「アドオン」とか「ポン付け」って好きなのですが(特に人のを触ったり、仕事として取り付ける場合)自分の物となるとなぜかいつも「加工が必要」とか「取付不可」ってのに魅かれてしまいます。
今回、コペンのスピーカー交換も結果、ポン付けとは行かなくなりました。
まだ、取付も終えてなく箱に入ったままですが、ここまでの葛藤や考査を日記に書こうと思います。
最初に検討に出たのが「16㎝コアキシャルスピーカー」です。
価格も1万円以内のエントリーモデルです。
狙いは
・純正スピーカー(ドア)との簡単交換
・インナーバッフル(ドアとスピーカの間の台座と言えばわかりやすいでしょうか)は無くても付けれる
・価格が手ごろ
です。
運用としては
・ドアスピーカーからもフルレンジ(低音から高音までを鳴らす。純正もフルレンジっちゃあフルレンジ)をしっかり鳴らし、ツイータ(ピラーのバイザーの下のやつです)を、「使ってないリアスピーカーの出力」につなぎ変え、前後の音量バランスで自分の好みの音場に近づける。
です。
ツイーターてのはイーロンマスクにて買収された鳥さんではなく、高音を鳴らすスピーカーです。
この高音スピーカーに低い音(ズンとかドンとか)を入れるとスピーカーが壊れます(なので純正も流れないように加工されてます。パッシブ3.3μF₋6㏈/オクターブ)
純正では、ドアのスピーカーとツイーターが一緒に接続されてます。
なので、音量の上下は両方のスピーカーが一緒の音量で上下します。
電気回路に詳しい人は「スピーカーの並列接続はインピーダンス下がるのでは?」と思うハズです。
実際私も疑問に持ちましたが、周波数特性とインピーダンスてのは複雑な相対関係があり、2ウェイセパレートとかでは問題ありません。
コアキシャルの場合、「考えうる最大出力」となった場合、ツイーターとドアスピーカーとで入力インピーダンスは4オームより下がるかもしれません。
なので、バイアンプ接続(ドアスピーカーとツイーターを別々で接続)が安心かもしれません。
ちょっと余談になりましたが考査1です。
次に検討したのが「16センチセパレートタイプ」です。
これも、検討したケンウッドはいわゆるポン付けです。
狙いは
・ドアスピーカから低音中音を鳴らし、ツイーターから高音を鳴らす
です。
・メーカーが組み合わせたものはセットとしてバランスも考えられている
です。
上のシステムの「どうせなら、ツイーターも変えたくね?」といったところです。
ただ、運用としては
・ツイーターの取付ブラケットが必要(ケンウッドの場合。パイオニアは要ピラー加工)→費用UP
・商品代もUP(1万円は超える)
・どうせならドアの取付もしっかりやりたい(インナーバッフルの購入)
となります。
第一考査より費用がグッと上がります。
セパレートスピーカーを見ていると
「16センチと17センチ値段変わらんじゃん」
となってきます。
検討が「17センチセパレートにしてどうせならミドルクラスにすれば?」になって来ます(汗)
げ~げ~の悪いクセです・・・
・価格は3万超えてくる(国産メーカー)
・メーカーは取付不可となる
・バッフル必須、しかも対応は約束されない
・でも、16センチよりは能力出る(ユーチューバーさん検証)
・加工が必要となる(ワクワクポイントです。笑)
ここが初期の着地点でした。
バッフルをヤフオク等で探し出します。
同時に中古も探します。意外と「ミッドウーファーのみ」ってのもあります。
17センチのミッドウーファー(ドアスピーカー)中古で買って、ツイーター別に買えば?って候補が出てきました。
その際、ツイーターではなく「高性能コンパクトフルレンジ」にして、中音を上も下からも鳴らしたくなりました。
その時に検討したパッシブは33μF入りで、動画で見ても、ツイーター単体のそれとは比べ物にならない程、ボーカルがしっかり鳴ってました。
候補が一気に「中古17センチミッドウーファー+フルレンジをHPF接続」になりました(ハイパスってかミッドパスに近いかもしれません)
価格も抑えれる気がしてきました。
純正のツイーターはオミットです(あの場所にも付けない)
ただ、「コペンもオンダッシュ、置ける場所がまあまあ無い」
そこは、まあピラーにでも接着するかって勢いです。
コンパクトフルレンジは決めてました(ホントはブラムが欲しいけど高い)
ヤフオクやネットショッピングで「ミッドウーファー」を探します。
ところが、国産だとセット品の片割れみたいなのがせいぜいで、海外ものばかりが出てきます。
全く候補に無かった海外物の検討です。
実はコンパクトフルレンジ検討の際、再々海外ミッドウーファーの紹介があったんですがもうこの時点で
「ドアスピーカーは6.5インチじゃ!」しか心にありません。
むしろ「17センチ」ってワードを検索削除したいくらいになってました。
で、海外製見てると、
・ミッドウーファー単体は結構値段する
・サイズがデカすぎる(ドアの中に収めるのが困難)
となるのですが、2ウェイシステム品に予算内でおさまりそうなのが結構出てきます。
で、出会ってしまったのです。
まず、見た目がドンピシャだったのと「鬼コスパ」ってのが魅力です。
価格も2万円は超えると思ってたので、1万円代前半で買えるのも大きく、販売者さんの視聴動画、評価(みんカラでも結構多車種で高評価高コスパでした)も購入理由になりました。
スピーカーが予算より安く済みそうだったので、デッドニングのアイテムやらバッフル、ケーブルのほうに予算も当てれました。
そして何と言っても、これから試行錯誤して取り付けるワクワクはプライスレスです。
冒頭に戻りますが、この「加工」とか「試行錯誤」が車いじりの本質ではないのかなあとかと、げ~げ~は思ってます。
もちろん、今回の日記みたいに「アレ付けたらど~なるかなあ」とか「ここをこうしたいなあ」とかを考える時間も至高であると考えます。
なんか、長く書いてしまいましたが、沢山葛藤し、考査したので、もし失敗しても後悔はありません。
整備手帳での取付、パーツレビューまで見守っていただければ幸いです(笑)