【週間EJ20K】ATのメンテ

購入時からATFの交換しかしていないTZ102。

連結部から若干オイルが垂れていると感じたのでトルクコンバータを抜いてシールを交換してみます。

トラブルが無ければトルコンを抜いてはダメです。
パンからATFを抜いてもこの中の半分には油が詰まっています；；

フライホイールに相当するEg側のドライブプレート。

薄い鉄板なので歪みや亀裂が入れば交換します。
＃クランクボルト部分で破断すると走れなくなります；；
前回のスワップ時に交換しているので問題無し。

トルコンを抉らずまっすぐに引き抜くと「油送パイプ」が一緒に抜けてきます。噛み合い部にリングがいるのでロックを外して抜きます。

トルコンの内部。
入出力が同軸でメンドラの中心をATFが流れて来て、パイプの周囲からポンプに戻ります。

ロックアップクラッチのアクテュエータも兼用しています。

トルコンの無いベルハウジングの中。

中央のシール漏れを危惧していたんですが、肩透かし；；

でも折角なので交換します。

トルコンシールはシャフトやシールパイプに傷をつけない様に孔を開けてビスをねじ込んで抜きました。

塩ビのジョイントの丁度いいサイズを見つけて打ち込み。
シールのリップにグリスを塗るのを忘れない様に。

トルコンを戻す時もまっすぐに。
外す時に摘まんだクリップをメンドラの溝にはめてからジョイントパイプを伸ばして、先に入れてからスプラインを挿入する。

交換前に抜いた分と同じ量ATFを点滴します。

＃ホースから垂れた血液でストラッドが真っ赤に；；