でん兵衛のブログ一覧

　
　山や林を抜け、海岸沿いを走り、2000ｍや3000ｍ級の
トンネルやスノーシェードをくぐり、それでも
まだ「石狩市」だった・・・しかし長い。

　「少し急がないとな」
　「１８時３０分より前には着きたい」

海沿いに良い風景が見えると写真を撮る為に一旦止まるし
その度にカメラ出したり仕舞ったり。
遅れ気味かな？ってのは私のせい。

でん兵衛です。

上陸初日。
１１時着岸から上陸、そして札幌を経由し石狩市へ。
あんなに風が強かったら下道にすれば良かったかと思ったが
しょうがないな。

苫小牧市→札幌市→石狩市→増毛（ましけ）町→留萌市

ほぼ観光無しの移動日の予定だった。
夕方、日の暮れる前に留萌に着きたかった。
ノープランでアッチ行きコッチ行きしてたら時間が足りない。
ただ１か所だけ「ここ行くぞ」と決めていた場所がある。

ー黄金岬（おうごんみさき）ー

留萌市にある夕陽のきれいな所らしい。
黄金岬海浜公園を目指した。日没は１８時３８分だ。

「夕陽目指して走るなんてSSTRみたいだね」
「だな」

因みにSSTR、サンライズ・サンセットツーリングラリーの略。
全国の日の出の見える場所から日の出時刻に出発。
各地からバイクでゴールを目指す。原付でも大型でも三輪でも
老若男女問わず参加できる。
目指すは能登半島「千里浜」（ちりはま）。
そこの千里浜なぎさドライブウェイがゴールだ。
全長８ｋｍにおよぶ車が走れる砂浜。
そこに夕陽が沈むまでに到着しないといけない。

日没まで２０分。
なんとか間に合った。
オレンジに輝る太陽が水平線に沈む。
千里浜は砂浜だが、ここは岩場に沈む。
それはそれで良い

きれいだなぁ・・・

　高速を降り国道２３１号線へ。石狩市内へと入ります。
いやぁ対向車来る来る。何が有ったんだ、イベントか？って位
渋滞並みに車が来ます。

石狩川の石狩河口橋を渡ると・・・もうそこは「日本海オロロンライン」
今回の「オロロンライン満喫ツアー」の舞台。

でん兵衛です。

「日本海オロロンライン」
日本海オロロンライン（にほんかいオロロンライン）は
石狩市から天塩郡天塩町までの国道231号・国道232号の愛称である。
広義には、国道337号、国道5号、道道106号を含め、小樽市から
稚内市をさす。国道231号および国道232号は留萌市で接続する。
オロロンラインとも称される。
（出典：Wikipedia)

基本的には石狩市から天塩町までの区間らしい。
で、ベースを留萌に設定した訳でさぁ。
実はオロロンライン、以前通っている。部分的にだけど。
ただ夕方、てか日が暮れて辺り真っ暗。
「宗谷岬」から宿泊地の留萌に向かう途中だ。
嫁は途中見た看板やモニュメントを覚えていた。
こっちはひたすらコンビニとか飯とかトイレ休憩できる所を
探していて余裕が無かった。雨降って来るし

「大きいモニュメント有ったじゃん」
「んな物、見てないがな (-_-;) 」

引率者は大変ですよ・・・

取り合えず上陸初日は苫小牧から留萌までバイクを走らせます。

（あ、てるてる坊主忘れてた）

晴れ女のパワーや如何に！？

　旅の始まりは高速道路から。
苫小牧東から札幌北インターまで走ります。

ビュービュービュー

風強ぇ～

予報では風速６ｍのち８ｍ！！どんな風？
北の大地から手荒？な歓迎にバイクが煽られます。
高速にも気温計は有っても風速計はほとんど見かけない。
吹き流しは真横か、それとも暴れてる。

（それで無くとも投影面積大きいのに・・・く〇）

でん兵衛です。

NC750Xは車重も過積載気味に重くなってるのでまだマシですが、
嫁のレブルはそう重くないので運転は大変だったと思います。
インカムからは時折はしゃいだ嫁の声が。
そんな声を半分無視し運転に集中します。
まだ雨が降ってないだけ良いかな。

高速入る前にセコマで買ったおにぎりで、昼食タイム in PA
「北海道のSA/PAでは飯らしい飯が食えない（食える場所が少ない）」
以前の北海道ツーリングで学びましたね。
飯の時間帯に高速乗るなら前もって食べておくか、
コンビニで買っておく。
トイレ近くのベンチで食ってたら、やたら見られたけどね。

「すごく風強くて上りの人達、大変だなぁ」

喫煙所脇で電子タバコ販売のお兄さんたちが話しています。
（それ俺らの事だよなぁ）

そう、上りの人達です私ら

　今回も余り揺れず、昨夜は１１時過ぎに羊がお迎えにきました。
天気予報では夜半から風が強まるみたいだったものの、少しの
ピッチングだけでローリングも無く、ほぼ快適な船旅と言えそうです。
同部屋近隣に爆音いびきかきが居なかったのも幸いでした。
（いつもイヤーウィスパー着けてます、念の為）

でん兵衛です。

　五時半頃目覚めてしまったので、喫煙室でタバコ吸ったり（船内禁煙）
プロムナードのソファーに座り、ネットで情報みたりしておりました。
沿岸近くなっていると携帯入ります。
（ちなみに私はahamoとLINEMOのデュアルSIMです）
まず早起きの人はいるもんですな。

　ピンポンパンポーン「お客様にご案内申し上げます」

（来たぁ）

初めて乗った人は何事かと思うかと。
単なるレストラン営業開始（飯の支度が出来たぜ）の案内だけ
なんですがね。
これが朝７時半にされる。「総員起床」とばかりに。
逆に夜１０時（かな？）に最終案内の放送が入る（早く寝ろと・・・）
スタッフさん、ご苦労様です。

　昨日にかつ丼喰ってしまったので、今朝はレストランでのご朝食。


￥1100でバイキング形式でのご提供。

朝はあまり食べられない方だが早く起きてたので

豚汁、具沢山に盛れた

これに食後のコーヒー。
コーヒーをレストランから持ち出し窓際の席へ。
（持ち出しはレストラン周囲だけよん）

「天気良いといいねぇ」
「風強いみたいよ、向こう着く頃」
「それは勘弁して」

多分多難な旅の幕開け・・・か

　 二人ともコケる事も無く無事乗船。
部屋に持っていく物をバイクから下ろしエレベーターへ。
３デッキからロビーのある６デッキへと上がります。

　「７時半ここ集合で」
　「了～解」
　「解散」

俺はＣ寝台なので６デッキ、嫁はB寝台（女性フロア）なので
１つ上の７デッキの各々の部屋に。

　（また今年も行けるんだな・・・）

ジャケットから着替え、バッテリーの充電なんかしてると
嫁からメールが。

　「７デッキの窓際にいます」と。

早く来いってか

でん兵衛です。

仙台から１３時間のフェリーの旅。
まぁ半分は寝て、大半は何かしら暇を潰さないといかん訳ですが
先ずは訪れる夕食タ～イム

￥2100でバイキング形式でのご提供。

左党には

これが。もちろん飲み放題ではありません。

で、ですよ。
レストランで食事するか、コンビニ弁当にするか、カップラーメンに
するかなんてのは自由な訳で。一昨年なんか行きの時に後ろに居た
爺様達はパブリックスペースでご宴会。仙台港近くのイオンで買った
握り寿司パック食ってましたし。
結局私らは

まずは生ビールでしょ (〃艸〃)ﾑﾌｯ

生ビールはレストラン内での販売だけでは無い、と言うか
テイクアウトできるんですね。
レストラン入り口でお姉さんに「生ビールをテイクアウトで」と。
代金を渡し入口外で暫く待つと・・・「お待たせしましたぁ」
（おおー）
ビール９割、泡１割に注がれた生ビールが登場。
実は普通のビールサーバーからではなく、硬貨を入れてから
カップをセットすると自動的にビールが注がれる自動サーバー。
しかも注ぎ終わりにはカップが斜めになり泡も立つという
優れモノ。
お代わり行ったら「生ビールですね」覚えられていた (-_-;)

ビールの後は・・・ローソンで買ってきた「かつ丼」弁当
喰いましたとさ
バイキングのメインディッシュが牛タンだったら
絶対バイキング行ったやろね