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- 間違いだらけの自動車評論家選び?(スロットル編)
まとめ記事
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その昔、マツダのK型エンジンというと、よく言われたのが「低速からトルクがあって、吹き上がりも非常にスムーズ。さすがはポルシェの技術が入っているだけの事はある」という評価でした。 実際、素人だけではなく、多くの自動車評論家も「低速からトルクがありレスポンスも良いため、アクセルに軽く足を乗せるだけで流れをリードできる実力を持ったエンジン」だなどと評していました(その反面、「トルクがありすぎるが故に、タウンユースや渋滞時などではアクセルワークに気をつけないと、ギクシャクした走りになってしまう」とも書かれていた) さて、本当にポルシェの技術が入っているのかはともかく、いざ自分がミレーニアのユーザーになって、このエンジンの実際のフィーリングはどうなのかというと、確かにスムーズですが、同時期の他社製V6に比べて特段優れているとまでは言えず、個人的には中の上くらいの評価です。 じゃあ、評論家も含めて嘘を言っていたのかというと、そうではなく、 実は、スロットルのトリックに騙されていた人が多かったのだと思います。 どういう事かというと、実はこの車、ワイヤーの遊びを極限にまで縮めて、 ...出典:LGtouringさん
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続き そもそも、スロットルを弄るだけならコスト的には1円もかからないので、私はこれを「0円チューニング」と呼んでいます。 で、私が知る限り、この0円チューニングを最初にやったのは、13クラウン前期の3リッター(レギュラー仕様の7M)です。 従前のクラウンはロイヤルツインカムと称して、DOHCはハイパワー&ハイメカニズムだとCMしていましたが、実際にはV30ターボを積んだセドグロのほうが速かった。 なので、ユーザーから「お宅のツインカムは、日産のターボより遅いじゃないか!」とディーラーがお叱りを受けたんでしょう。 当時のクラウンは、お客様の声を最大限に反映した車作りをしていたので、そうした声を受けて、87年に遅ればせながら4バルブ化して190PSにパワーアップしたのですが、それでも(開発段階で)V30ターボには敵わなかったのでしょう。 そのため、アクセルを踏んだときのパワー感を演出しようと、ワイヤーの遊びを詰めるという苦肉の策を取ったのだと思います。 自分も一時期、前期の7Mクラウンに乗っていましたが、今となってはボビンまで小さくしていたかは不明ですが、最初に踏んだ時の ...出典:LGtouringさん
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スロットル絡みでもう一つ。 昨今の電スロはスムーズになって、例えばパッソの電スロは、乗りやすさを重視して反応が穏やかな事もあり、特に意識することなく乗れる。 が、出始めの頃の電スロ(特にワイヤーを使ったタイプのトヨタETCS-i)は非線形特性による特徴、いわゆる応答遅れが割と顕著なため、乗りにくかった(※1) 簡単に言えば、アクセルを微小に踏んだ状態ではすぐに反応がなく、少し遅れてスロットルが反応するという悪癖。 しかも、これは気のせいもあったと思うが、いつも同じ反応ではなく、時折そのラグが長くなるというか、通常通り踏んだつもりなのに反応がなく、更に踏むと突然車が(踏み加えた分だけ余計に)ドンと出て焦ることがあった(※2) (1)電スロの非線形特性は、なぜ起こるか? 個人的には、コンピューター(センサーなど)が生身の人間より鈍いので、遅れが生じるのだと思っていたが、実はスロットル開度の応答遅れは数十ms(2~3/100秒)で、気筒に取りこまれる空気量の応答遅れ(100ms程度=1/10秒)より少ない、つまり体感できるほどではないため、素人考えだった。 では、なぜ ...出典:LGtouringさん
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