2024年05月26日
カチカチ君によるドア周りの補強はすべて除去しました。ボディーがしっかりしますが、反面少しでも取り付けると跳ねる跳ねる、乗ってられません。本来の目的であるロードノイズどころではない、くらい跳ねます。
外した直後は、ドア周辺が雑巾を絞るように捻じれて、ボディーがしなっている(悪く言うとぐにゃぐにゃ)のがよくわかりました。アウトランダーは足が柔らかいという評価があるようですが、今回の事例を踏まえると足が固すぎだと思います。要するにボディーが柔らかい。
足回りの金属パーツにもカチカチ君を付けてみましたが、リアは跳ねます。フロントはまだ判断に困ってますが、悪くはない?のか…。
カチカチ君はこれ以外に、内装などプラスチックの補強にもいい仕事をしそうなので、応用範囲が広くて楽しくなってきました。内装を制振ではなく補強することでロードノイズを減らせる可能性が出てきました。お試しと思って買った150個では全然足りません。
Posted at 2024/05/26 17:53:31 | |
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アウトランダーPHEV | クルマ
2024年05月23日
スポット溶接を増やすと、鉄板が曲がりにくくなる。
2枚の鉄板を曲げると外側と内側の伸び方が違うので、最初の位置から各点でのお互いの位置関係がずれるけど、溶接があると位置ずれを防いで曲がりにくくなる、と素人は考えている。
カチカチ君にはここまでの摩擦力はないと思うので、単純に鉄板にステンレスの補強を付けた感じで、曲がりにくくしているんだと解釈してる。
となると、溶接個所の間じゃなくても、鉄板に敷き詰めると曲がりにくくなるのでは?
曲げで強度を出している足回りの鉄板の耳に着けると強度アップしないか???
時間があったらやってみよ。
なおカチカチ君を着ける際「電蝕対策」はしっかりやりましょう。錆びます。
Posted at 2024/05/23 13:45:21 | |
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アウトランダーPHEV | 日記
2024年05月22日
ボディ剛性アップで使用しているのはカチカチ君
ドア周りで試していますが、ドアキャッチ付近で使うとフロントリアともに乗り心地悪化する
おそらくドアの遊びに対してボディが強すぎて、ドアの動きが遅れるせいで
段差を超えたときに大きな揺り戻しが出る
逆にドアヒンジ側に使うとこれが最高に良い
リア側では箱のような感じになり、ブレーキで車体全体が受け止めるような感じになるとともに、着座位置が上がる(これが一番びっくりした フレームがどこかおかしくなったかと)
オーディオが改善 車外の音が小さくなる
ロードノイズの低周波音が減る(高周波が目立つが、高周波は消しやすいはず)
アンダーステアぽくなる(アウトランダーのハンドル操作に対して、タイヤレスポンスが軽薄な割にひょいっと曲がる感じがなくなる 本来はこっちが正解といった感覚)
ドアを閉める音に昔の欧州車みたいな「ガチン」が追加され剛性感を感じる
ただ少し跳ねる感じが出る
付けたのは一か所につき5~6個 ドア枠全体になんてつけなくても十分
ロードノイズ対策として、これまでやったどんな遮音、防振、防音よりも効いた
Posted at 2024/05/22 22:10:38 | |
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アウトランダーPHEV | 日記
2024年05月21日
自動車メーカーの技報とかプレリリースとか見ていると、モノコックボディの剛性アップでロードノイズを抑制、というのをよく見る。マツダの例では、ピラー剛性アップによってロードノイズがルーフに伝わるので、ルーフを対策したと技報にあった。
やはり剛性アップはロードノイズ抑制になるようだが、逆にボディ補強を行うとロードノイズが増える、というのもよく見る。高周波が聞こえやすくなるので、悪化と判断されるのかも。
自分なりの解釈だと、ロードノイズを高い剛性でしっかり受けて(共振周波数は高くなるが、低周波は減る)、振動が行き着く先(主にフール?)でしっかり殺す。
これを確かめたくて、ドア開口部やピラーの剛性を上げてみた。
ルーフに制振、吸音対策をすでに実施していたので早速確認。
場所によっては乗り心地が劇的に悪化するが、Aピラーなんかは剛性アップでの振動とロードノイズ低周波の減少が感じられ、想定通りの効果。
アウトランダーのロードノイズが従来からの普通の車ぽくなるというか、いやな低周波がなくて、許容範囲の高周波が出ているといえばいいのか。自分はこの方が好み。
タイヤを変えようと思ったけど、ロードノイズの変化をみながらもう少し追い込んでみよう。
Posted at 2024/05/21 19:56:19 | |
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アウトランダーPHEV | クルマ
2024年05月14日
結果、ロードノイズの攻撃的な低周波が改善しました。
ロアアームの防振ゴム取付で高周波が減るので一見改善と思われましたが、荒い路面を走るたびに「こんなにうるさかったかな?」と。高周波が減って目立つようになったのかな?とも思いましたが、タイヤのブロック一個一個の角がゴリゴリ当たるのが手に取るようにわかるような、攻撃的な低音に疑問を抱いたため、外してみることになりました。
今回の件で制振について自分なりに調べて、論文などもいくつか読みました。
・剛性アップにより固有振動周波数が上昇する
・重量アップにより固有振動周波数が下がる
上記から、最近の車はカーボンファイバーなど高剛性、軽量で振動周波数が高い部材でのロアアームの研究も進んでいる様子。
この度のロアアーム制振については、剛性アップへの寄与は大変疑わしく、重量増による固有振動周波数の低周波化と高周波の低減によるものと私は結論付けました。
ハイブリッド部材でのロアアーム改善を進める自動車メーカーが、何かを張り付けて改善できるなら、それを試さない理由もないし、海外でもロアアームに何かを貼っている人が見つかりません(デッドニングもガチな印象ですが、やってない)。
Posted at 2024/05/14 19:59:48 | |
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アウトランダーPHEV | 日記