ソロ車中泊テーブル製作
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
12時間以内 |
1
この度、ソロ用の車中泊テーブルを製作しました。
構想段階では全面ベッドを作ろうかとも思いましたが、以下の理由により敢えてテーブルのみの製作としています。
・玄関は運転席として、ダイブダウンした助手席から居室へ難なくアプローチしたい。
・少なくとも三人はすぐに乗車できるようにしたい。
・天井までの高さは極力確保しておきたい。
・車中泊ギアや食品を入れたコンテナ、クーラーボックス、ポータブル電源だけはテーブル下に格納したい。
・助手席の背もたれ後方に続くように55cm幅のベッドを作っても、その上で寝たのでは寝返りしたら体が落ちるかもしれない…
そんなわけで、紙へのポンチ絵からパワーポイントの設計図の作成を経て、イレクターパイプと木材の組み合わせで製作に着手。
2
先ずはイレクターパイプを購入して採寸通りにカット、仮組みです。運転席側後方部のタイヤハウスのせり出しをうまく逃げる形状にしました。
3
仕切りの距離を調整して、コンテナ、ポータブル電源、クーラーボックスを収容できるようにしました。
運転席後ろは荷室最後部までの距離が125cm程度までしか確保できないため割り切りが必要ですが、とりあえず最低限入れたいものは入るので良しとします(後にコンテナとポータブル電源は入れ替えました)。
4
続いては車内の下地づくり。
ちょうど家の中での仕込みで、奥さんが使用していたヨガマットを下敷きにしていて、滑り止めとクッション性がちょうど良いなと思っていました。
そこでお馴染みのダイソーに行ってみると、60 x 172cmのヨガマット(黒)が置いてあり即購入。N-VANの車内の凹凸に合うようにカットします。
このヨガマット、車中泊に結構おすすめです。
今度、ベッド(助手席)側にも追加で敷こうと思います。
5
ここからは本組みです。
一応、イレクターパイプ用の専用接着剤も買いましたが、何かあった時にバラせるように、ジョイントに挿さる部分にテープを巻いて厚み出し。
自分は滑り性の良いテープを使いました。
これなら次に設計をいじくる時にもジョイントを壊さずに済みます。
6
パイプの組み立てが終わったら、天板の組み付け。
紙やすりで角を丸くし、ささくれを均します。
表面もやすりがけを行い、後ほど行うニス塗装の乗りを良くしました。
また、テーブル下に収容したものの出し入れがしやすいようにジョイントを工夫して、上方に天板を開くことができるようにしました。
天板はそれぞれの仕切りに合わせて三分割でカットし、別々に開くようにしています。
7
作業も終盤。
天板は切りっぱなしの板では味気ないと思い、これまたダイソーに売っていたウォールナットの水性ニスを塗って色に味を出しました。表面保護にもなると思います。
8
一通りの工程を経て、ほぼほぼ完成。
クーラーボックスは二重扉にはなってしまいますが、天板を跳ね上げることでクーラーボックスの蓋も開けられるようになり、横に引っ張り出さなくても中の食材を取ることができるようになりました。
9
運転席側のスライドドアを開けた状態。
収納しているものが見えないように背板を設置しています。ここからの荷物の出し入れができないのは少々不便かもしれませんが、中のものがスライドドア側に崩れることを防いでくれると思います。
10
また、天板との間に微妙な隙間がありますが、これは天板を跳ね上げた時のストッパーになるように計算したものです。
11
車内側から見た画像です。
車が斜めに停まっている状態でない限り、絶妙に跳ね上げ状態を維持しています。
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
タグ
関連コンテンツ( イレクターパイプ の関連コンテンツ )
関連整備ピックアップ
関連リンク