先日、Anyroadさんへ寄り道して
色々と無駄話して営業妨害してきましたが
その際に店の奥に保管されてた
太古の外装変速機
カンパニョーロ・カンビオコルサを見せてもらいました。
ロッド2本を駆使して変速させるらしいんですが
まずは1本のロッドを回してホイールの固定を外して(!)
もう1本のロッドでチェーンを無理矢理脱線(!)させてギア変速する
…というワイルドな変速機です。
60~70年前の代物で
コレを使う為にひと通りパーツやらフレームやらを揃えてるそう。
『この時代の部品は国外流出防止で直接は売ってくれないんだよ』
『関東に凄い人が居てね、その人経由でどうにか手に入れたんだよ!』
『あとは木製車輪さえ手に入れれば自転車にできる!』
『木製車輪は乗らない時はテンションを緩めないと歪むんだよねw』
…と店長、少年のように目を輝かせてますよ。
自転車屋さん=仕事と割り切って営業しているお店が多い中
『本当に自転車が好きなんだな~』と感じるあたりに惹かれるんですがw
そんな店長にonimasaの“次の自転車”を組んでもらいたいので
部品一式持込みを前提に見積り相談してみたんですが
とても商売として成立しないような金額が提示されました。
『もう少し商売っ気を出して!w』と客側が逆に困る展開ですが
その回答を受けて、onimasaの次期自転車の方向性が固まりそうです。
とりあえず、チタンフレームを入手してリムブレーキ自転車を組む!
…という時代錯誤な仕様で、
世の中の多くの人には響かなさそうな古めかしい自転車をイメージしてますよ。
ただしコンポーネント(駆動系)は現代的な物を使うつもりなので
見た目よりは走行性能重視という変な自転車を組んでみたいな~と。
あぁ、我ながら天邪鬼すぎる。
とりあえず購入パーツの内、一番の大物はチタンフレームなので
年内に代理店へ相談しにいってみよっと。
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2024/05/16 11:47:54