本日のお客様...アルファロメオ155TS 名古屋ナンバー
いつもありがとうございます。
今回もやってきました、継続車検。
前回の継続車検から走行距離は大幅には動いておりませんが
部品がある内に出来る事からメンテナンスを...
今回は、お客様からロアアームとタイロッドエンドの持ち込みも
先ず順番に行きますね。
エンジンオイルの交換ですね。
使用したエンジンオイルは、FUCHSの5W40を使用しました。
続いては、ブレーキフルードの交換ですね。
こちらは、ATEのブレーキフルード交換機にて施工して行きます。
エアーを噛む事無く交換できます。
更にLLCの交換ですね。
此方もSSTを使用して交換して行きます。
SSTで真空引きですね。
ラジエターホースも潰れて行きます。
SSTの圧を開放すると、LLCがタンクより吸い込まれていきます。
此処からは、足回りの部分に行きますね。
先ずはロアアームの交換ですね。
前回の継続車検で気が付いた、ボールジョイント部分の加修。
ブーツにシーラーで加修されています。
昔は良かったのですが、近年の継続車検ではNGですね。
この部品もある内に交換ですね。
ブッシュ類が痛んでくるとステアリングフィールが変わりますから。
画像では、数枚の写真で終わりますが
これが結構難儀をします。
何度経験しても苦労はしますね。
ロアアームを取り外して行きます。
こちらが新旧の比較ですね。
後は逆の手順で組み込んで行きます。
此処で予定にはなかったのですが、スタビリンクの劣化。
ゴムブッシュはクラックが入り、
スタビの上部のブッシュが収まる部分は錆で固着。
取り外すのにも苦労します。
リンクを抜いたシャフトは、磨いて錆を落として行きます。
出来上がりはこの様になります。
続いては、タイロッドエンドの交換ですね。
ここで問題が発生。
用意して頂いた部品の形状が違います。
155の倍は、形状が2種類あります。
シャフト径も違いますので、手配をさせて頂きました。
こちらもロックナットが固着。
ロックナットをカットして要約取り外しが完了ですね。
此処からは新品の組み上げですから、固着防止でスレコンで養生ですね。
これで...今回は終了の予定でしたが
ドライブシャフトブーツからのグリスが少し出ていましたので
拭き上げて大丈夫かなと思いましたが
ブーツを押さえたらグリスが飛び出てきました。
先々の事を考えて交換させて頂きました。
股関節を取り外して、シャフト類に付いたグリスの清掃。
股関節部分もグリスを拭き取ってからブーツを組み込み。
この様な感じになります。
これで今回のリクエストはすべて終了ですね。
Posted at 2023/08/01 18:00:34 | |
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