納車から一夜明けた快晴の日曜日・・
こんな日はやっぱり・・
サーキットやろ!(あほ)
これからサーキットを走り続けようという訳ではなく、あくまでアストン君の特性を知るためのサーキット走行です!どの程度でコーナリングの限界を超えるのか?限界を超えた時はどんな挙動なのか?ブレーキの効きはどんなものなのか?を知るためのテスト走行です。
誰ですか?
言い訳するなっ!
・・ と叫んでいる人は?(笑)
そんな訳で30分1枠だけ走りました。
まずはエンジン、ストレートでの全開走行では385馬力あるようには感じません。パワーウエイトレシオでいくと92M3と近い数値になりますが、明らかに92より遅く、46M3と同程度に感じます。感覚的には300~330馬力程度かな?
しかし、7000回転ちょっとまで回るエンジンはそこそこ気持ち良く、マフラーの音量は大きくないですが独特な甲高いサウンドはそれなりにテンションが上がります。
次に旋回性能、アラゴスタの車高調が装着されていますが、ロールもピッチングも大きく、ブレーキングした時にノーズがガクン!と沈みます。やっぱ街乗りセッティングの車高調なのでサーキットでは使い物になりません。
全体的に鈍重なフィーリングで旋回性能はスポーツカーとしては低いと言わざるを得ません。柔らかい脚とグリップに優れるピレリトロフィオのマッチングも悪く、ドタバタしたコーナリングで楽しくありません。基本的にアンダーステアで限界近くになるとフロントが逃げます。
最後にブレーキ、ストップテックの6ポッド/4ポッドが装着されていますが、街乗りでもフィーリングの良かったブレーキはサーキットでも秀逸でした。パッドはおそらく街乗りスポーツパッドだと思われますが、効き自体に不満はありませんでしたし、10周くらいの連続走行でもタッチは全く変化しませんでした。
これにサーキット用のパッドを装着すればブレーキは完璧だと思います。ブレーキング時に柔らかい脚で姿勢が乱れるのを抑えれば、92M3バイエルソ号と同じくらいのブレーキ性能は獲得すると思います。
結論として、アストン君の生存領域はサーキットではないということがよく分かりました。もちろん、脚のセットアップを詰めていけば今より格段に楽しく速くはなるでしょうが、それでもポルシェはもちろんM3の足元にも及びません。やっぱりアストンは雰囲気でスポーツを楽しむクルマです。それは自分の狙い通りだったので、決してアストン君へのモチベーションが下がるサーキット走行ではありませんでした。
アストン君のサーキット走行は今回が最初で最後です。バイエルソの街乗りクルマの条件はビジュアルはスポーツカー、そして高回転まで回るエンジンで後輪駆動、しかしサーキットを走りたいとは思わないクルマです。まさしくアストン君は今日のサーキット走行でそれを実証してくれました!
アストン君は街乗りで楽しみます!!
Posted at 2018/09/23 14:19:29 | |
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