昨日2回目のリプロを行い、昨夜少し踏んでみることが可能だったのでフライバイワヤーの特性とブースト圧だけとりあえず考察してみました。今回はStage1の二つ目のマップをインストールしたのですが、スロット開度が50%未満のところの特性は明らかにハイスロットルになっておりアクセル開度が少なくてもスロットルは多めに開いている事が体感できます。
そしてブースト圧に関してですが、フライバイヤーの特性やブースト圧に変化をもたらすこちらのセンタークラスターに備わるスポーツモードボタンは今回のリプロでさらに有用性が出てきました。ノーマルECUデータの際はある程度決められた条件下でアクセルを全開した時だけオーバーブースト機能として0,2㌔ブースト圧を上げてくれるのと言うもので、考えて準備しないとうまくオーバーブーストを作動させられないのですが、今回のリプロではノーマルモードでも1,0㌔、スポーツモードでは1,2㌔というブースト圧を常時簡単に右足の加減で引き出すことが可能になりました。これでスポーツモードスイッチはいつでもどこでも使用可能なブーストアップボタンになりました。
この状態がアクスセスポートのデータモニター画面でパワーFCのFCコマンダーと同じ状態です。997ターボはAFセンサーが全領域センサーなのでアイドリングから高回転高負荷まで左右バンク共にしっかりチェックすることが可能なうえログ機能もありますので、本体は小さいながらもけっこう使えるアイテムと言えそうです。
肝心のインプレですがブーストUPによるトルク感の向上は目を見張るものがあり、ノーマルモードのブースト1,0㌔でもすごい加速感でスポーツモードの1,2㌔ではハイパワー車に乗りなれている自分でもちょっとその辺で全開するのは躊躇う程のパフォーマンスです。
この加速感の凄さとちょっとためらわせる感じは、35に乗りなれている僕にとって35よりも200kg近く軽車体と、35よりも軽薄なフロントの接地感に大きく影響されている様な気がしますが、このエンジンパフォーマンスをランエボの車体感覚で乗れるのはかなり楽しいの一言に尽きます。
どんどんログを検証してさらにブースト圧の高くなるStage2もインストールしてみようと思っておりますが、万が一ノックが出てリタードする様な場合はAPBOSSのオクタン価向上剤4071も併用してみようと思います。
また変化があればブログにて報告させて頂きます。
Dai
Posted at 2016/05/30 14:50:35 | |
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